「LEDにすると電気代が安くなるって本当?蛍光灯の電気代と変わらないともよく聞くけど…」
「照明をLEDに変えようか悩んでる…」
LEDと蛍光灯の電気代が変わらないというのは本当なのでしょうか?
結論から言うと、蛍光灯よりもLEDのほうが圧倒的に電気代が安くなります。
今回はLEDと蛍光灯の電気代を比較して、LEDにするといくら電気代が安くなるのか解説していきます。
で、具体的にLEDにするといくら安くなるの?

使い方にもよるけど、LEDの電気代は蛍光灯の電気代の約半分だと考えればOKだよ!
目次
そもそもLEDとはなにか?
LEDとは “light emitting diode”の略で、日本語では発光ダイオードと呼ばれています。
簡単に言うと、電気を流すと光る半導体ですね。
二酸化炭素排出量が少なく、環境にもおサイフにもエコな照明として注目されています。
LEDで電気代は安くなる?
結論としては、照明を蛍光灯からLEDに変えると電気代は安くなります。
その秘密は、LEDの消費電力が蛍光灯に比べてとても安いからなんですね。
LEDは従来の蛍光灯と比べて、消費電力が2分の1程度になっています。

消費電力ってなに?

文字通り、使った時に消費される電力のことだよ
消費電力が少ないほど、電気代も安くなるんだ!
蛍光灯とLEDの違いはたくさんありますが、電気代を比較する上では消費電力のみ考慮すれば大丈夫です。
それでは実際に蛍光灯とLEDではどのくらい電気代が違うのか計算式で確認してみましょう。
LEDと蛍光灯を比較!電気代の計算方法
それでは一般的な蛍光灯とLEDの電気代を比較してみましょう。
条件は以下のとおり。
LEDの定格消費電力 26.5W=0.0265kWh
1kWhあたりの電気代 25円
一日10時間使用
※8畳前後の部屋で使う場合を想定しています。
※蛍光灯、LEDともに一般的なものを使用
この条件で1年間使用した場合の電気代を計算します。
0.058kWh × 25円/1kWh × 10時間 × 365日 = 5292円/年LEDの場合
0.0265kWh × 25円/1kWh × 10時間 × 365日 = 2418円/年※小数点以下は切り捨て
このように、LEDの電気代は蛍光灯の電気代の半額以下という結果になりました。
蛍光灯の電気代とLEDの電気代の差額は2874円ですね。
つまりLEDに取り替えただけで、1年で2874円の節約ができるというわけです。

消費電力が半分以下なので、電気代も半分以下というワケ!
LEDのメリット

LEDのメリットは電気代が安い以外にもあるよ
LEDは寿命は40000時間以上
LEDの寿命は約40000時間です。
一日に10時間使用、つまり一年で3650時間使用したとしても軽く10年以上保ちますね。
それに対して蛍光灯の寿命はおよそ6000~8000時間程度です。
LEDのほうが蛍光灯より5倍~6.6倍長持ちします。

照明を取り替える手間も省けるわね
発熱量が少ない
LEDは蛍光灯や白熱電球に比べて圧倒的に発熱量が少ないです。
そのため、空調の電気代も抑えることができます。
虫が寄ってこない
LEDにすると照明に虫が寄ってきずらくなります。
何故かと言うと、LEDの光には紫外線がほとんど含まれていないんですね。
虫は紫外線に反応して光に寄ってくる習性を持っているため、
紫外線をほとんど含まないLEDには寄ってきづらくなるんです。
個人的に電気代が安くなる以上に嬉しい効果でした!
LEDのデメリット
販売価格が高い
なんといっても、LEDのデメリットは価格が高いことです。
蛍光灯が1000円程度で買えるのに対し、LEDは安いものでも5000円程度します。

価格が高いんじゃ、意味ないんじゃないの?

LEDは蛍光灯より何倍も寿命が長いからね。
長期的にはLEDのほうがお得だよ!
まとめ:LEDにしても電気代は変わらないのか?
まとめると
☑LEDの寿命は40000時間、蛍光灯の寿命の5倍~6.6倍
☑LEDの販売価格は高いが、長期的に見ると蛍光灯よりお得
一度LEDに取り替えておけば10年はほったらかしで大丈夫ですし、
こんな楽な節約やらない手はないでしょう。
まずはよく使うリビングなどの部屋だけでも、この機会にLEDに取り替えてみてはいかがでしょうか?

そのため、2874円×2部屋で年間5748円の節約です!