最近「ふるさと納税がオトク」だという情報をきいた。
知り合いのママ友もふるさと納税で豪華なお肉をもらったらしい。
ふるさと納税について夫に相談してみたけど、よくわからないみたいだし…
専業主婦でもふるさと納税の申請ってできるのかな?
今回はこんな悩みをお持ちのあなたのために、専業主婦がふるさと納税の申請をする方法について解説します!
実はきちんとやり方さえ守れば、専業主婦でもふるさと納税の申請はできますよ。
※この記事は「サラリーマンの夫を持つ専業主婦の方」向けです。
☑ふるさと納税は簡単2ステップで完了!
☑名義人を夫のものにすることが重要!
☑もし間違えてしまっても、自治体に問い合わせればOK!
目次
ふるさと納税にはやり方が2種類ある
※ワンストップ特例制度について知っている方はこの項目を飛ばして大丈夫です。
まずはふるさと納税の前提知識から。
ふるさと納税には「確定申告」と「ワンストップ特例制度」の2種類の申請方法があります。
え!?確定申告しなきゃいけないの?
いや、しなくて大丈夫だよ!
今回使うのはワンストップ特例制度の方だからとても簡単なんだ!
ふるさと納税というと、「確定申告をしなければいけないからむずかしい」というイメージを持っている方も多いと思います。
しかし、今回使うのはサラリーマン向けの申請方法である「ワンストップ特例制度」です。
言葉だけ聞くと、なんだかむずかしそうに聞こえますがワンストップ特例制度はたった2ステップで完了するとても簡単な申請方法です。
いいかえるならば、「お手軽版ふるさと納税」とでも言うんでしょうか。
ワンストップ特例制度を使った申請手続きの流れ
1 自治体に寄付する
⇩
2 自治体に申請書を出す
⇩
3 住民税が控除され、返礼品を貰う
で、この次は何すればいいの?

これでふるさと納税は完了だよ!

え!?ずいぶん簡単じゃない
むずしそうなイメージをもたれるふるさと納税ですが、ワンストップ特例制度の場合は「寄付する→申請書を出す」の2ステップで完了します。
では実際に「専業主婦がふるさと納税する方法」について見ていきましょう!
専業主婦向け ふるさと納税のやりかた
では実際に専業主婦がふるさと納税の申請をする方法について見ていきましょう。
手順は以下のとおりです。
2 ふるさと納税サイトに登録しよう!
3 欲しい返礼品をチェック!
4 申請書を提出!
まずは「控除上限額」を知ろう!
ふるさと納税で寄付する前に、まずは「控除上限額」を知る必要があります。

ふるさと納税で控除される金額には上限があるんだ
世帯収入によって上限額は変わるよ
控除上限額はシミュレーションで簡単に調べることができますよ。
控除上限額のシミュレーションページ
上記のシミュレーションページで控除上限額を計算してみましょう。
昨年の源泉徴収票がある場合は用意してから進んでください。

まず、「あなた(寄附者様)の給与収入」の欄に、寄付者である夫の給与を入力しましょう。
もし共働きであなたにも給与がある場合でも、寄付者である夫の給料のみ入力してください。

必ず寄付者1人だけの給与を入力するようにしてね!

次に「配偶者の有無」の欄で配偶者の有無を入力しましょう。

次に「扶養家族の人数」と「障害者の人数」を入力します。
いない場合は0のままで大丈夫です。

次に「社会保険料等の金額」を入力します。
源泉徴収票に記載されている金額を入力しましょう。

地震保険に加入している場合は「地震保険料の控除額」を入力しましょう。
加入していない、またよくわからない場合は0と入力してください。

医療費控除がある場合は「医療費控除の金額」を入力します。
不明な場合は0と入力してください。
ここまで入力するとシミュレーション結果に「控除上限額」が出てきましたね。
ここに記載されている金額が「あなたがふるさと納税で控除できる上限額」になります。
控除上限額が50000円の場合、50000円を超えた分の寄付は控除されないので注意しましょう!

たとえば控除上限額が50000円なのに、60000円寄付しちゃうと差額の10000円分損しちゃうよ!
ふるさと納税サイトに登録
さて、控除上限額がわかったらいよいよふるさと納税サイトに登録しましょう!
もちろん無料で登録できますよ。
ここで注意するべきこと!
かならず、寄付者である夫の名義で登録しましょう!
名前、住所、クレジットカードなどすべて夫の情報で登録してください!
ふるさと納税のサイトに登録する時はかならず「寄付者(夫)の情報で登録」するようにしましょう!
何故かというと、ふるさと納税を行うには「寄付者」「申請者」「支払い情報」の情報が同じである必要があるからです。
もし名義が異なってしまった場合ふるさと納税が正しく受理されず、ただ高額の寄付をしただけになってしまうので注意しましょう!
欲しい返礼品をチェック!

※さとふるウェブサイトより引用
ふるさと納税サイトに登録できたら、欲しい返礼品をチェックしましょう。
ネットショッピングと同じ感覚で返礼品を選べますよ。
おすすめはお米やお肉ですね。
返礼品で食費をかなり浮かせることができます。
もちろん、贅沢品を選ぶのもありです!

たまには自分へのご褒美ってのもいいわね
ここで注意しなければいけないのは、「寄付する自治体は5つまでにする」ことです。
というのも、ワンストップ特例制度を使うには、寄付する自治体を5つまでにする必要があるからです。
たとえば、A市、B市、C市、D市、E市の5つに寄付する感じですね。
同じ自治体であれば何度でも寄付してOKです。
たとえば、A市に2回、B市に1回、 C市に1回、D市に1回、E市に1回の合計6回寄付したとしても、寄付した自治体の数は5つなのでワンストップ特例制度を使うことができますよ。
申請書を提出!

※ふるさとチョイスウェブサイトより引用
寄付が終わったら、「ワンストップ特例申請書」を寄付した自治体に提出しましょう。
この申請書の提出をしておかないと税金の控除が受けられません。
ただ寄付しただけにならないよう、忘れないうちに提出しておきましょう!
申請に必要な申請書は、寄付した自治体から後日送付されてきます。
しかし、自治体によっては申請書を送付してこないこともあります。
その場合は総務省のこちらページから申請書をダウンロードして提出しましょう。
ちなみに、申請書の提出は翌年1月10日必着です。
たとえば、2019年5月1日に寄付した場合、2020年1月10日までに届くよう提出しましょう。

忘れないように、寄付したらすぐに申請書を提出するのが一番だね!
また、申請書は寄付するたびに提出する必要があります。
たとえば、 A市に2回、B市に1回、 C市に1回、D市に1回、E市に1回寄付した場合、A市には2回申請書を提出する必要があります。
申請書の提出が終わったら、ふるさと納税は完了です!
申請書の書き方については、申請書の書き方から送付まで解説を参考にしてください。
申請書も寄附者(夫)名義で記入してくださいね。
主婦がふるさと納税するときの注意点
主婦がふるさと納税を行うときの注意点をまとめました。
☑控除上限額をしっかり確認する
☑申請書は翌年1月10日必着
かならず名義人は寄付者(夫)のものにする
ふるさと納税サイト、支払い人の名義、申請書の名義など、すべて夫の名義で統一しましょう。
間違って、妻(あなた)の名義でふるさと納税をしてしまうと、税金の控除が受けられなくなります。
もし間違ってしまった場合すぐに寄付した自治体に問い合わせて、間違った名義で寄付してしまったことを伝えましょう。
私も一度間違えたことがあるのですが、結構融通をきかせてくれますよ!
控除上限額をしっかり確認する
ふるさと納税で寄付する前に、しっかりと控除上限額を確認しておきましょう。
上限額以上の寄付をしてしまうと、上限額を超えた分は控除されません。
たとえば、上限額50000円なのに60000円寄付してしまうと、超えた10000円分はただの寄付になっちゃいます。
こちらの上限額シミュレーションページでしっかり確認しましょう!
申請書は翌年1月10日必着
ワンストップ特例制度の申請書は、寄付した翌年の1月10日必着です。
期限ギリギリに提出すると、なにかトラブルがあった際正しく受理されなくなることもあります。
なので、申請書の提出は余裕をもって行いましょうね。
まとめ:主婦向けふるさと納税のやり方
主婦がふるさと納税する方法を解説してきました。
思ってたより簡単ですよね。
ではもう1度、主婦がふるさと納税をする方法をまとめます。
⇩
2 ふるさと納税サイトに登録しよう!
⇩
3 欲しい返礼品をチェック!
⇩
4 申請書を提出!
ふるさと納税はホントにお得なので、ぜひやるべきですね。
いつでもふるさと納税ができるように、まずはサイト登録だけでも済ませておきましょう!
